Fortinet、セキュリティアドバイザリ7件を公開 - 複数製品の脆弱性に対応
Fortinetは、現地時間2月8日にセキュリティアドバイザリ7件を公開し、複数製品において脆弱性に対処したことを明らかにした。重要度が「クリティカル」とされる脆弱性も含まれる。
「FortiOS」が影響を受ける脆弱性4件をはじめ、「FortiNAC」「FortiManager」「FortiClientEMS」に関する脆弱性を明らかにしたもの。「FortiOS」の一部脆弱性に関しては、「FortiProxy」も影響を受ける。
脆弱性の重要度を見ると、「FortiOS」に明らかとなった脆弱性2件「CVE-2024-21762」「CVE-2024-23113」が5段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。また「CVE-2024-21762」は悪用されている可能性もあるという。
「FortiClientEMS」に判明した「CVE-2023-45581」については、重要度を2番目に高い「高(High)」と評価。のこる3件についてはさらに1段階低い「中(Medium)」とした。
同社は各製品向けに脆弱性を修正したアップデートを提供しており、利用者に注意を呼びかけている。今回公表された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2023-26206
CVE-2023-44253
CVE-2023-44487
CVE-2023-45581
CVE-2023-47537
CVE-2024-21762
CVE-2024-23113
(Security NEXT - 2024/02/09 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
修学旅行参加生徒の療育手帳が所在不明 - 西鉄旅行
QNAP製NASのOSに複数脆弱性 - アップデートで修正
障害児相談支援事業所に利用者の個人情報をメールで誤送信 - 高槻市
グループの一部サーバでランサム被害 - Denis Japan
DB抽出の個人情報が外部から閲覧可能に、設定ミスで - RIZAP
監視ツール「WhatsUp Gold」の深刻な脆弱性、詳細が明らかに
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性2件を解消
「WordPress」のメンテ機能を提供するプラグインにRCE脆弱性
先週注目された記事(2024年12月1日〜2024年12月7日)
職員が携帯電話を一時紛失、保護ケースにロック解除メモ - 新潟県