Juniper製SIEM「Juniper Secure Analytics」に複数の脆弱性
Juniper Networksは、SIEM製品の「Juniper Secure Analytics(JSA)」に脆弱性が明らかになったとして、現地時間2月1日にセキュリティアドバイザリをリリースした。
同製品のオプションアプリケーション「Log Collector」「SOAR Plugin App」「Deployment Intelligence App」「User Behavior Analytics Application add-on」において、サードパーティ製ソフトウェアに起因する脆弱性など20件の脆弱性が明らかとなった。
同社は共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアを「9.1」、重要度を「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。
個々の脆弱性において、CVSS基本値が高いものを見ると、ルート証明書のコレクション「Certifi」にセキュリティ上問題がある証明書が含まれていた「CVE-2023-37920」が「9.8」と全体のCVSS基本値を上回る評価となっている。
「LAPACK」においてメモリの一部が漏洩したり、クラッシュするおそれがある「CVE-2021-4048」が「9.1」、「Babel」に明らかとなった「CVE-2023-45133」が「8.8」と続く。また「IBM SOAR QRadar Plugin App」「urllib3」「CPAN」の脆弱性などは「8.1」となっている。
(Security NEXT - 2024/02/02 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
委託先で個人情報を誤送信、半年後に発覚 - 長崎市
脅威情報共有基盤「MISP」がアップデート - 2件の脆弱性を修正
「Apache Struts」にDoS脆弱性 - ディスク領域枯渇のおそれ
リモートアクセス経由で侵害、従業員情報が流出か - 三菱製紙
ランサム被害で個人情報が流出した可能性 - オオサキメディカル
組織向けコラボツール「Mattermost」に脆弱性 - 「クリティカル」も
SWITCHBOT製テレビドアホンに脆弱性 - 親子機の更新を
「Fluent Bit」に認証回避やRCEなど脆弱性 - アップデートで修正
入力委託先で特定健診の受診票などが所在不明に - 守口市
AI環境向けに分散処理フレームワーク「Ray」にRCE脆弱性

