Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Ivanti製品、パッチ提供に遅れ - 緩和策を回避する攻撃も

攻撃者によって「内部整合性チェッカーツール(内部ICT)」を操作する動きが確認されており、Ivantiでは「外部整合性チェッカーツール(外部ICT)」の実行を求めてきたが、CISAによれば、「外部ICT」を破壊し、侵入の追跡を妨害する巧妙なケースなども確認されているという。

「Ivanti Connect Secure(旧Pulse Connect Secure)」「Ivanti Policy Secure Gateway」を利用していたり、過去数週間以内に利用した場合、接続されていたシステムにおいて脅威がないか継続的に探索するよう注意を喚起した。

あわせて認証やアカウントの使用状況、アイデンティティ管理サービスなどの監視についても、あわせて実施するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2024/01/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Ivanti製モバイル管理製品「Avalanche」に深刻な脆弱性 - 一部PoCが公開済み
Ivantiのリモートアクセス製品に複数脆弱性 - アップデートが公開
Ivanti、「外部整合性チェックツール」の機能強化版を公開
米当局、脆弱性3件の悪用に注意喚起 - FortinetやIvantiの製品が標的に
Ivantiの複数製品に深刻な脆弱性 - 早急なパッチ適用を強く推奨
Ivanti製品の侵害、以前のツールでは検証回避のおそれ
IvantiのVPN製品脆弱性、限定的な攻撃から多様な攻撃へと発展
Ivanti製リモートアクセス製品に再び脆弱性 - 悪用は未確認
Ivanti製品のあらたなゼロデイ脆弱性 - 米当局が3日以内の対応を要請
Ivantiがアップデートをリリース - あらたなゼロデイ脆弱性も公表