Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
Ivantiは、エンドポイントの管理製品やリモートアクセス製品に複数の脆弱性が判明したとして、セキュリティアップデートを公開した。利用者に注意を呼びかけている。
各社が定例のセキュリティアップデートを公開する米時間毎月第2火曜日、いわゆる「パッチチューズデー」にあたる現地時間2025年9月9日、2件のセキュリティアドバイザリを公開したもの。
「Ivanti Endpoint Manager(EPM)」では2件の脆弱性「CVE-2025-9712」「CVE-2025-9872」が明らかとなった。いずれもファイル名の検証不備に起因。ユーザーの操作を必要とするものの、認証を必要とすることなくリモートから任意のコードが実行可能となる。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアはいずれも「8.8」としており、重要度は「高(High)」とレーティングした。
一方、リモートアクセス製品である「Ivanti Connect Secure」「Ivanti Policy Secure」「ZTA Gateways」「Neurons for Secure Access」では、あわせて11件の脆弱性が確認されている。
(Security NEXT - 2025/09/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応
SAP、9月月例パッチで新規21件を公開 - 深刻な脆弱性も
Sophos製無線LANアクセスポイントに脆弱性 - 管理者権限奪取のおそれ
「Adobe ColdFusion」に深刻な脆弱性 - 緊急対応を
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートを公開
Fortinet、セキュリティアドバイザリ2件をリリース
「Chrome」にアップデート - 「クリティカル」含む脆弱性2件を修正
DB管理ツール「pgAdmin」に脆弱性 - アカウント乗っ取りのおそれ
機械学習フレームワーク「H2O-3」に深刻な脆弱性