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Ivanti製VPN製品のゼロデイ脆弱性、PoCが公開 - 復旧時は再発防ぐ対応を

攻撃者は、「VPN」の稼働において重要となるシステムの構成や通信に用いる「シークレット」、稼働時のキャッシュデータなどをターゲットにしていると指摘。システムを再構築した場合は、「シークレット」を変更するよう推奨している。

さらに攻撃者は、脆弱性を侵害した際、アプライアンスにロードされたプライベート証明書を含む実行構成をエクスポートしており、脆弱性の軽減策を講じたあとにもバックドアによるアクセスが可能となるようウェブシェルを残している可能性が高いと説明。

さらなる侵害を防ぐため、証明書を失効させ、あらたなものに置き換える必要があることを強調している。

また同社が発信したアドバイザリの内容をもとに、攻撃者も行動が変容させると予想。状況が変化している点に注意するよう求めている。

(Security NEXT - 2024/01/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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