Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Ivanti製VPN製品のゼロデイ脆弱性、PoCが公開 - 復旧時は再発防ぐ対応を

攻撃者は、「VPN」の稼働において重要となるシステムの構成や通信に用いる「シークレット」、稼働時のキャッシュデータなどをターゲットにしていると指摘。システムを再構築した場合は、「シークレット」を変更するよう推奨している。

さらに攻撃者は、脆弱性を侵害した際、アプライアンスにロードされたプライベート証明書を含む実行構成をエクスポートしており、脆弱性の軽減策を講じたあとにもバックドアによるアクセスが可能となるようウェブシェルを残している可能性が高いと説明。

さらなる侵害を防ぐため、証明書を失効させ、あらたなものに置き換える必要があることを強調している。

また同社が発信したアドバイザリの内容をもとに、攻撃者も行動が変容させると予想。状況が変化している点に注意するよう求めている。

(Security NEXT - 2024/01/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

小学校で教員募集メールを誤送信、メアド流出 - 江戸川区
国民健保の被保険者情報含むUSBメモリを紛失 - 草津市
端末管理システムで誤設定、従業員情報が閲覧可能に - マイナビ
「ConnectWise Automate」に悪用リスク高い脆弱性 - 早急に対応を
DV被害者情報を保育施設で加害者に誤提供 - 奈良市
Cisco製IPフォンや侵入検知エンジン「Snort 3」などに脆弱性
Ruijie製ブリッジ「RG-EST300」に非公開SSH - 修正予定なし
バッファロー製Wi-Fiルータ「WXR9300BE6Pシリーズ」に脆弱性
NVIDIAの「Jetson Linux」やロボティクス開発環境に脆弱性
「Apache NMS.AMQP」に深刻な脆弱性 - アップデートや環境移行を呼びかけ