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マルウェア感染が判明、約9カ月前に作成された痕跡 - JETRO

日本貿易振興機構(JETRO)は、パソコンがマルウェアに感染したことを明らかにした。問題のマルウェアは2023年3月に作成されており、詳細を調べている。

同機構によれば、本部で使用するパソコン1台がマルウェアに感染したことが判明したもの。2023年12月19日にアラートが発生し、同端末をネットワークから切り離して調査したところ、同年3月にマルウェアや同端末のスクリーンキャプチャと見られるファイルを作成され、外部との通信が試行されていたことがわかった。

同パソコンでは個人情報を閲覧することができ、外部に情報が流出した可能性もあるという。マルウェアの感染経路はわかっていない。

被害の報告などは寄せられていない。同機構では情報流出の有無を含め、引き続き調査を進めるとしている。

(Security NEXT - 2024/01/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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