Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ミニストップ通販サイトで個人情報流出 - データ加工ミスで

コンビニチェーンを展開するミニストップは、同社公式オンラインショップにおいて顧客の個人情報が流出したことを明らかにした。

同社によれば、12月19日11時半から同日18時半にかけて、公式オンラインショップ「ミニストップオンライン」の顧客向けページである「マイページ」において情報流出が発生したもの。

利用者20人において、関係ない他顧客1人に関する購入履歴を閲覧できる状況が発生した。情報を閲覧された可能性がある利用者は19人。氏名、住所、電話番号、メールアドレス、購入した商品、クレジットカードの下3桁などが表示されたという。

同社では、不具合が判明した12月19日よりウェブサイトを閉鎖して詳細を調べていたが、店頭受取商品の受注確定時におけるデータの加工ミスが原因であることが判明した。

今回の問題を受け、同社では対象となる重複を除いた30人に対して、個別にメールで経緯を説明し、謝罪した。原因部分については修正を終えており、一部サイトの提供を再開している。

(Security NEXT - 2023/12/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

記者会見参加応募者の個人情報をメールで誤送信 - 太秦映画村
まもなくGW - 長期休暇に備えてセキュリティ対策の再確認を
MS、3月の月例更新で「Exchange Server」に生じた不具合に対応
「東京ガス」装うフィッシング - 「対応しないと供給停止」と不安煽る
NETGEARの一部ルータに認証バイパスの脆弱性 - 早急に更新を
「Docker」で「IPv6」の無効化が反映されない脆弱性 - アップデートで修正
重度心身障害者の助成金請求書類を紛失、支給に影響なし - さいたま市
光学メーカーのHOYA、生産供給体制が概ね復旧 - 情報流出の影響を調査
「PAN-OS」更新後の再起動前に調査用ファイル取得を
分散型グラフデータベース「Apache HugeGraph」に深刻な脆弱性