Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「サポート詐欺」の被害が増加中 - 疑似体験で被害予防を

ウェブサイトの閲覧中に偽の「警告画面」を表示し、サポートなどと称して金銭をだまし取ったり、端末を侵害する悪質な「サポート詐欺」。被害を未然に防止するため、情報処理推進機構(IPA)は、「偽警告画面」を体験して対処方法を学べるサイトを公開した。

偽のセキュリティ警告は、ウェブサイトの閲覧中などにマイクロソフトやセキュリティベンダーを装って、あたかもマルウェアに感染したかのように見せかけた画面を表示。サポートなどと称して電話をかけるようだます手口。

電話口では、あたかも手助けしているかのように見せかけるが、実際は端末を遠隔操作され、悪意あるソフトをインストールされたり、サポート料金などと称して金銭の支払いを要求される。

途中で詐欺に気づいて電話を切ったとしても、遠隔操作されてしまった場合は、端末内部の情報を窃取されたり、マルウェアに感染した可能性も生じるため、さらなる対応に追われることとなる。

情報処理推進機構(IPA)では、これまでも正規のセキュリティサービスが警告画面で電話番号を表示し、電話をかけさせてサポートを行うことはないとして注意を呼びかけてきた。

一方「偽警告」のなかには、ブラウザの全画面表示機能を悪用するケースもあり、画面を閉じることができずに記載された番号へ電話をかけてしまい、被害に遭うケースも増えているという。

20231220_ip_001.jpg
偽警告画面を用いたサポート詐欺の例(画像:IPA)

(Security NEXT - 2023/12/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「PAN-OS」の認証回避脆弱性、詳細公開で悪用懸念高まる
HPのLinux向け印刷ソフトに深刻な脆弱性 - アップデートを呼びかけ
「Unbound」に深刻な脆弱性 - コード実行やキャッシュ汚染などのおそれ
PHP向けテンプレートエンジン「Twig」にRCE脆弱性
米当局、「Langflow」や「Apex One」の脆弱性悪用に注意喚起
県立高の授業見学申込フォームで個人情報が閲覧可能に - 群馬県
SNS公開のインタビュー動画に患者が映り込み - 大田記念病院
ランサム攻撃で障害発生、情報流出の可能性も - 東京鋪装工業
Android版「ロボフォーム」に脆弱性 - 意図しないファイルDLのおそれ
ふるさと納税寄付者の非公開氏名をサイトに誤掲載 - 八重瀬町