Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

注文情報などを異なる顧客へ誤送信 - Yahoo!ショッピング

LINEヤフーが運営する「Yahoo!ショッピング」において、一部顧客に対し、別の顧客に関する通知が誤って送信される不具合が発生した。

同社によれば、12月1日8時ごろから同日15時半過ぎにかけて、アプリによるプッシュ通知、同サービスからのメール、新着情報ページやLINE公式アカウントの通知において関係ない別の顧客に関する通知内容が送信された。

システム障害により、通知内容の宛先が異なるユーザーに書き換わる不具合が発生したという。12月5日時点で対象者は顧客最大1万6938人としている。

送信された情報には、商品や伝票番号、定期購入などの注文関連情報のほか、お気に入り商品、カート内や閲覧した商品、投稿したレビューのタイトル、獲得済みクーポンなどが含まれる。個人を直接特定できる情報は含まれていないと説明している。

同社では問題の判明後、同機能を一時停止していたが、不具合を修正したとして通知を再開している。

(Security NEXT - 2023/12/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

県営住宅入居者の個人情報含む書類、強風で飛散 - 愛知県
個人情報含む道路占用届書をメール誤送信 - 国交省
フィッシング攻撃支援サブスクの関係者を一斉検挙 - 利用者は約1万人
国家関与のサイバー攻撃「ArcaneDoor」 - 初期侵入経路は不明、複数ゼロデイ脆弱性を悪用
「PAN-OS」の脆弱性侵害、段階ごとの対策を説明 - Palo Alto
MS 365アカウントに不正アクセス、個人情報流出の可能性 - セガ子会社
国内でも被害発生、「ColdFusion」の既知脆弱性狙う攻撃
バッファロー製ルータに脆弱性 - パスワード取得、コマンド実行のおそれ
米政府、悪用が確認された脆弱性3件について注意喚起
「Cisco ASA」「FTD」に複数脆弱性 - ゼロデイ攻撃も発生