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臨時IDカードで知人住所を取得、待ち伏せ職員を処分 - 仙台市

具体的には、繁忙状態だった同課内の別の係の業務を支援する際、同職員のIDカードに付与された権限では端末を使用できないことから臨時IDカードを使用したが、その機会に便乗して私的な目的で情報にアクセスしていたという。

今回の行為に先立ち、同職員は2021年4月ごろにも女性に対するつきまとい行為を行い、警察から注意されていた。同市においても同年6月に人事課よりつきまとい行為を行わないよう指導を行っている。

同職員は「被害者に対して嫌な思いをさせて苦しめ、大変申し訳なく思っている」「市職員としてもやってはならないことをやってしまった」と反省の弁を口にしているという。

同市ではこれまでの経過を踏まえ、同職員に対し、12月1日付けで停職6カ月とする懲戒処分を実施した。また管理監督責任として上長1人を訓告としている。

なお、今回不正アクセスが行われた住民情報システムは仙台市独自のものとしており、同職員による住民基本台帳への不正アクセスなどは確認されていない。

(Security NEXT - 2023/12/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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