Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Chrome」にアップデート - 4件のセキュリティ修正

Googleは、現地時間11月14日に同社ブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートをリリースした。複数の脆弱性を修正している。

Windows向けに「Chrome 119.0.6045.160」「同119.0.6045.159」、macOSおよびLinux向けに「同119.0.6045.159」をリリースしたもの。今回のアップデートでは、セキュリティに関する4件の修正を行った。

脆弱性についてはCVEベースで2件の脆弱性に対処したことを明らかにしている。重要度がもっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。

重要度が上から2番目にあたる「高(High)」とされる脆弱性は「CVE-2023-5997」「CVE-2023-6112」の2件。いずれも解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性で、それぞれ10月31日、11月4日に報告を受けたという。

同社では、数日から数週間をかけてアップデートを展開していく予定。

(Security NEXT - 2023/11/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
自治体向け資料に個人情報、図関連データとして内包 - 兵庫県
事務局内情報共有サイト、アクセス制限なく情報流出 - 岩手県
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
不正アクセスでトップページ改ざん、外部サイトへ遷移 - 文字起こしサービス会社
図書館サーバからスパム送信、更新時の未承認設定変更が影響 - 岡山県
まもなく年末年始、長期休暇前にセキュリティ総点検を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ