「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性1件を解消
マイクロソフトは現地時間2025年7月31日、同社ブラウザ「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートをリリースした。
「Chromium 138.0.7204.184」「同138.0.7204.183」がリリースされたことを受け、これらバージョンをベースとする「MS Edge 138.0.3351.121」をリリースしたもの。
「Chromium」ではCVEベースで1件の脆弱性が解消されており、同修正を反映した。具体的には、「Media Stream」に確認された「Use After Free」の脆弱性「CVE-2025-8292」に対処している。Googleでは、「Chrome」のアップデートで重要度「高(High)」と評価していた。
米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」において、同脆弱性のベーススコアを「8.8」、重要度を「高(High)」とレーティングしている。
(Security NEXT - 2025/08/04 )
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