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「Proself」に対するゼロデイ攻撃で情報流出被害 - 国立環境研究所

国環研では、攻撃者によってサーバよりダウンロードされたファイルの一覧を把握しており、対象となる個人情報の件数など影響について精査を進めている。

また事態の発覚を受けて個人情報保護委員会へ報告するとともに、対象となる関係者と連絡を取っているが、悪用などは確認されていない。

個人情報以外のデータについても窃取された可能性があり、あわせて調査を進めている。同法人ではファイル交換サーバを通じて機密性が高い情報のやり取りは行わないようルールを定めていたとしており、知的財産をはじめとする機密情報の流出といった影響については限定的と見ている。

今回悪用された「CVE-2023-45727」は、「XML外部実体参照(XXE)」の脆弱性。「Proself」の提供元であるノースグリッドでは10月4日に脆弱性を確認し、10月10日にセキュリティアドバイザリを公開。10月17日より順次アップデートが提供されている。

(Security NEXT - 2023/10/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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