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グループ会社サイトに対するサイバー攻撃について調査報告 - イトーキ

オフィス家具メーカーのイトーキは、グループ会社のウェブサイトがサイバー攻撃を受けた問題で、調査結果を明らかにした。

同社によれば、8月21日からら翌22日にかけて同社グループ会社であるイトーキエンジニアリングサービスのウェブサイトがサイバー攻撃を受け、閲覧障害が発生したもの。同社では外部協力のもと、情報流出の有無や影響範囲について調べていた。

同社は障害が発生した原因について、攻撃者によるサインインや操作を行った痕跡が確認されており、異常を検知したことでアカウントが停止し、あわせてウェブサーバも停止に至ったとの見方を示した。

ウェブサーバに対する侵入や探索、データ送信などの痕跡については確認されておらず、外部における情報の流通、公開なども確認されていないが、約2万件の個人情報が流出した可能性もあるという。

今回の問題を受け、同社では個人情報保護委員会に報告。対象となる関係者に対し、10月23日より順次案内を進めている。

(Security NEXT - 2023/10/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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