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標的型攻撃で内部システムに複数回アクセス、情報流出の可能性 - 富士ソフト

富士ソフトは、サイバー攻撃を受け、内部情報の一部が外部に流出した可能性があることを明らかにした。

同社によれば、社内システムが第三者によって複数回にわたりアクセスされたもの。内部情報の一部が流出した可能性があることを、9月22日に確認したという。

調査の結果、同社を狙った標的型攻撃であることが判明したとする一方、一部環境を侵害されたものの、すぐに封じ込めができたと説明。攻撃者の侵入経路についても特定し、対策を講じたとしている。

侵害されたシステムや原因、流出した可能性がある情報など、具体的な内容については明らかにしていない。本誌取材に対し、すでに公表している内容以上のことは開示できないとしてコメントを避けた。

10月2日の時点で、影響範囲の特定と対策を行ったとしつつも、引き続き外部協力のもと、被害範囲の確認など詳細について確認し、対応していくとしている。

(Security NEXT - 2023/10/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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