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レセプトデータの移管作業に用いるUSBメモリを紛失 - 群馬の病院

下仁田厚生病院は、患者の診療情報が保存されたUSBメモリが所在不明となっていることを明らかにした。

同院によれば、医療事務の業務委託先事業者において、定期的に同院の端末からUSBメモリを使ってレセプトデータを移管する作業の過程で、USBメモリを紛失していることが判明したもの。院内を探索するも発見できなかったという。

問題のUSBメモリには、6月および7月分の外来患者、入院患者に関する診療記録2013件が保存されていた。患者の氏名、性別、生年月日、傷病名、保険者番号、被保険者証記号番号、受診日などの診療行為情報などが含まれる。

同院では、8月8日に個人情報保護委員会へ報告を行った。また9月27日に対象となる患者に対して、経緯を説明し、謝罪する書面を送付した。

(Security NEXT - 2023/10/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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