無関係メアドに誤転送、複数設定のひとつで気が付かず - 愛媛大
愛媛大学は、職員が受信したメールに対して誤った転送先を設定するミスがあったことを明らかにした。約5カ月にわたり無関係のメールアドレスへ送信されていたという。
同大によれば、2月15日に職員が大学のメールアカウントから職員が利用するフリーメールサービスの「Gmail」に対して自動転送を設定した際、転送先のメールアドレスを誤入力するミスがあったもの。1089件のメールが無関係なメールアドレスへ転送された。
メールや添付ファイルには、教職員534人の氏名とメールアドレス、学生6人の氏名と学生番号、学外関係者276人の氏名とメールアドレスなどが含まれる。また特許の共同出願情報など知的財産に関する情報も1件含まれていた。
他教育機関で類似の誤送信事故が判明したことを受け、同大の状況を調べたところ7月20日に判明した。
2件の自動転送を設定していたが、ひとつにおいてドメインの綴りが誤っていた。1件については正しく設定されておりメールが届いていたことから、誤設定に気がつかなかったという。
(Security NEXT - 2023/09/05 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
病院職員が患者情報含む受付画面をSNS投稿 - 岩見沢市
土地家屋調査士試験の申請書を誤廃棄 - 保存期間の表示漏れで
学会掲載論文の図表に患者の個人情報 - 神奈川県立病院機構
eラーニングシステムで利用者情報が閲覧可能に - 学研Meds
サイトが改ざん被害、海外オンラインカジノへ誘導 - 拓大
介護サービス事業所変更届を第三者にメール誤送信 - 笠間市
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響

