Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

一部製品にユーザー情報が混入、利用者へ展開 - チエル

問題が判明した利用者においてサーバを停止し、内部より問題のデータを削除した。同じバージョンは、教育委員会や大学など36団体に導入されており、問題のデータが存在するかに関わらず、問題のデータを削除する作業について実施するよう依頼した。

問題のデータを閲覧するには特定のコマンドを入力する必要があり、今回データを閲覧した2人以外に流出した可能性は低いと同社は説明している。

同社は関係者と連携のもと、連絡が可能なユーザーへ個別に連絡を取っている。また再発防止にあたり修正パッチを用意。対象バージョンの利用者に無償で適用するとしている。

(Security NEXT - 2023/07/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認