Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

一部製品にユーザー情報が混入、利用者へ展開 - チエル

問題が判明した利用者においてサーバを停止し、内部より問題のデータを削除した。同じバージョンは、教育委員会や大学など36団体に導入されており、問題のデータが存在するかに関わらず、問題のデータを削除する作業について実施するよう依頼した。

問題のデータを閲覧するには特定のコマンドを入力する必要があり、今回データを閲覧した2人以外に流出した可能性は低いと同社は説明している。

同社は関係者と連携のもと、連絡が可能なユーザーへ個別に連絡を取っている。また再発防止にあたり修正パッチを用意。対象バージョンの利用者に無償で適用するとしている。

(Security NEXT - 2023/07/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

入力委託先で特定健診の受診票などが所在不明に - 守口市
AI環境向けに分散処理フレームワーク「Ray」にRCE脆弱性
SwitchBot製テレビドアホンに脆弱性 - 親子機の更新を
口座振込の確認メールを「CC」送信、メアドが流出 - 大阪市
総当り攻撃で内部侵入、挙動検知してサーバ隔離 - タマダHD
医療分野のセキュリティ人材育成で協定 - IPAとJAMI
認証管理製品「Devolutions Server」に複数脆弱性 - アップデートを提供
問合窓口担当者が外部サイトで顧客電話番号に関する不適切投稿 - JR東日本
先週注目された記事(2025年11月23日〜2025年11月29日)
米当局、工場設備向け「ScadaBR」のXSS脆弱性悪用を警告