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カスタムコードで作り込みやすい脆弱性トップ10

開発者向けの脆弱性対策プラットフォームを提供するSnykは、カスタムコードにおいて作り込みやすい脆弱性を調査し、結果を取りまとめた。

ライブラリやパッケージに起因するものではなく、利用者がコーディングした「カスタムコード」について調査を実施。2022年に同プラットフォームで検出した脆弱性をランキングとして取りまとめたもの。

言語は、「JavaScript」「Java」「Python」「Go」「PHP」「Ruby」「C#」の7種類を対象としており、一般的によく見られる脆弱性について集計した。ランキングは以下のとおり。

第1位:ディレクトリトラバーサル(パストラバーサル)
第2位:クロスサイトスクリプティング(XSS)
第3位:ハードコードされた認証情報
第4位:オープンリダイレクト
第5位:安全でないハッシュの利用
第6位:クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)
第7位:SQLインジェクション
第8位:「HttpOnly」の指定がないセンシティブなCookieの使用
第9位:平文による機密情報の通信
第10位:不適切な証明書の検証

(Security NEXT - 2023/07/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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