Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

カスタムコードで作り込みやすい脆弱性トップ10

開発者向けの脆弱性対策プラットフォームを提供するSnykは、カスタムコードにおいて作り込みやすい脆弱性を調査し、結果を取りまとめた。

ライブラリやパッケージに起因するものではなく、利用者がコーディングした「カスタムコード」について調査を実施。2022年に同プラットフォームで検出した脆弱性をランキングとして取りまとめたもの。

言語は、「JavaScript」「Java」「Python」「Go」「PHP」「Ruby」「C#」の7種類を対象としており、一般的によく見られる脆弱性について集計した。ランキングは以下のとおり。

第1位:ディレクトリトラバーサル(パストラバーサル)
第2位:クロスサイトスクリプティング(XSS)
第3位:ハードコードされた認証情報
第4位:オープンリダイレクト
第5位:安全でないハッシュの利用
第6位:クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)
第7位:SQLインジェクション
第8位:「HttpOnly」の指定がないセンシティブなCookieの使用
第9位:平文による機密情報の通信
第10位:不適切な証明書の検証

(Security NEXT - 2023/07/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ゴルフスクールのインスタアカが乗っ取り被害 - 意図しない投稿
住民の個人情報を議員に漏洩した職員2人を懲戒処分 - 吉野町
学生向けシステム内に不正ファイル、個人情報流出の可能性も - 帝塚山学院大
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
危険物取扱者試験講習会の案内メールで誤送信 - 薩摩川内市
外部からの攻撃を検知、会員情報流出の可能性 - CNプレイガイド
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み