市教委の注意喚起に個人情報、学校経由で保護者に配信 - 西条市
西条市は、市内35校へひき逃げ事故に関する注意喚起を行った際、被害者に関する一部情報を提供するミスがあったことを明らかにした。
同市教委によれば、ひき逃げと見られる交通事故が発生し、当時犯人の身柄が確保されていなかったことから、6月23日に市内小中学校35校へ注意喚起を目的に情報提供を行ったが内容に不備があったもの。
提供した情報に、被害者2人に関する年齢や性別、勤務先など、個人の特定につながるおそれがある情報が含まれていた。
小学校2校と中学校1校では、同市教委指示のもと、保護者約950人に対し、注意喚起としてこれら情報を送信していた。
同市教委では対象校に連絡を取り、保護者へ謝罪。提供した情報には不確定な内容が含まれる可能性もあるとして拡散しないよう依頼した。
今回の問題を受け同市教委では、注意喚起や情報提供などを行なう場合、内容の精査を行い、学校などへ通知する必要がない情報については事前に削除するなど対応の改善を図り、再発を防止したいとしている。
(Security NEXT - 2023/07/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
登録セキスペ試験、2026年度からCBT方式に移行
ホビー通販サイトが改ざん被害 - 個人情報流出の可能性
Omnissaのメールセキュリティ製品にSSRFの脆弱性 - アップデートが公開
「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性8件を修正
先週注目された記事(2025年8月3日〜2025年8月9日)
GovTech東京の支援プログラム、受講者間で個人情報が閲覧可能に
保存場所を誤り、児童用端末から成績が閲覧可能に - 大阪市
職員が患者の検査画像をSNSに投稿 - 都内の循環器専門病院
健康ポイント参加者宛の案内メールで誤送信 - 鏡野町