動画配信サービスで一部顧客情報が流出 - WOWOW
WOWOWは、動画配信サービス「WOWOWオンデマンド(WOD)」において、一部顧客の個人情報が流出したことを明らかにした。
同社によれば、ウェブサイトよりログイン後に関係ない別の顧客に関する個人情報を閲覧したり、クレジットカードの変更、会員手続きといった操作を行える状態となっていたもの。6月22日に一部顧客の個人情報が流出したことを確認した。
6月9日13時から同月22日23時過ぎにかけてログイン処理においてユーザー認証が正しく行われない状態となっていたという。期間中にログインした顧客が対象で、最大8万879人が影響を受けた可能性がある。
対象となる情報は、契約情報や支払い履歴、支配方法、視聴履歴、ダウンロード情報、お気に入りコンテンツ、クレジットカード番号の下3桁など。氏名や住所などは含まれていない。
同社では、6月22日から翌23日にかえて対策を講じ、すでに復旧済みとしている。同社では対象となる顧客にメールで報告を行なう。
また具体的な影響範囲については調査中で、登録情報や料金の支払いなどに影響を及ぼすおそれがある場合は、個別に連絡を取る方針としている。
(Security NEXT - 2023/07/03 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
CrowdStrikeとNVIDIA、SOC効率化など目指し提携
まもなくGWの長期休暇 - セキュリティ対策の確認を
乗換案内サイトで別の顧客情報を表示 - キャッシュ不備で
学会資料に関する患者情報含んだUSBメモリが所在不明に - 山口大病院
農政情報の案内メールで誤送信、個人情報が流出 - 燕市
IIJ、メールサービス侵害の調査結果を公表 - 全契約の約9%に影響
「PyTorch」に脆弱性 - セキュリティ設定有効化でもRCEのおそれ
「WinZip」にあらたな脆弱性 - 警告表示を回避するおそれ
「OpenSSH 10.0」公開、DSA署名廃止 - 認証分離でセキュリティ強化も
若年層向け人材育成ハッカソン「SecHack365」、参加者募集を開始