Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ボランティア登録情報を2年にわたり誤公開 - 那覇市社会福祉協議会

那覇市社会福祉協議会は、2年以上にわたり、ボランティア登録者の個人情報がインターネット上より閲覧できる状態だったことを明らかにした。

同協議会によれば、2021年4月1日から2023年5月26日にかけて約2年2カ月にわたり、ボランティア個人登録用フォームから登録されたボランティアの個人情報が誤って公開されていたもの。476人分の氏名や住所、電話番号、生年月日、メールアドレス、活動のマッチングに関する情報などが含まれる。

同協議会のウェブサイトに掲載していたチラシにあるボランティア登録用QRコードのリンク先などから遷移できる状態だった。5月26日に外部から指摘があり問題が判明した。

同協議会では、登録フォームやページを削除。個人情報が流出した可能性がある関係者に対し、書面やメールで経緯の説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2023/06/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

知財センターのセミナー案内メールで送信ミス - 山口大
ランサム被害でシステム障害、生産に大きな影響なし - 美濃工業
顧客リストを訪問先に置き忘れ、匿名の指摘で発覚 - 常陽銀
「Unity」ランタイムに脆弱性 - 利用アプリは要再ビルド
帳票を箱ごと紛失、本部保管移行時に判明 - 群馬銀
国勢調査で対象世帯一覧を紛失、一部未発見 - 名護市
IBMのデータ変換プラットフォームに深刻な脆弱性 - 修正版を提供
米CISA、「Oracle EBS」関連など脆弱性7件を悪用リストに追加
「ウイルスバスター for Mac」の旧版に権限昇格の脆弱性
【特別企画】国内外専門家が集うインテリジェンスサミット - 非公開の最新脅威情報も