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香港子会社にサイバー攻撃、詳細を調査 - ヤマトHD

ヤマトホールディングスは、海外子会社の香港ヤマト運輸(YHK)がサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。

同社によると、YHKのサーバが第三者によって侵害されたもの。5月29日に確認したもので、同社では外部からのアクセスを制限した。

関係機関へ事態を報告するとともに、外部協力のもと侵入経路や原因、影響の範囲など詳細について調査を進めている。

被害にあったサーバの用途や被害の規模、脅迫の有無、情報流出などの影響については言及していない。同社は本誌取材に対し、調査を進めるとともに再発防止策の検討を進めている状況にあると説明。公表している内容以上の具体的な内容についてはコメントを避けた。

6月20日の段階でサイバー攻撃による事業などへの影響は確認されていない。ヤマトHDや他グループのサーバやネットワークに対する影響についても否定している。

(Security NEXT - 2023/06/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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