企業サイト狙う不正アクセスに注意 - 警察庁ら呼びかけ
警察庁と経済産業省は、あらためて企業のウェブサイトにおける不正アクセス対策を呼びかけた。
盗まれた正規のIDやパスワードを用いる不正アクセスや、ソフトウェアなどに存在する脆弱性に対する攻撃が行われているとして注意を呼びかけたもの。
コンテンツマネジメントシステム(CMS)なども標的となり、バックグラウンドで動作するデータベースより情報を窃取されるなど、被害が生じるおそれがあるとして警告を発している。
ウェブサーバで利用するOSやソフトウェアに脆弱性が存在しないか確認し、パッチを適用するなど最新の状態に保つよう注意を喚起した。ウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)の活用、管理画面に接続できる端末の制限、管理者アカウントの適切な管理なども求めている。
あわせて情報処理推進機構(IPA)より公開されている「ECサイト構築・運用セキュリティガイドライン」などを参照するよう呼びかけた。
(Security NEXT - 2023/06/16 )
ツイート
PR
関連記事
従業員個人PCがマルウェア感染、業務用認証情報が流出 - QUICK
番組編集ネットワークにランサム攻撃 - ケーブルテレビ可児
NECのHAクラスタソフト「CLUSTERPRO X」に深刻な脆弱性
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Django」にSQLiやDoS脆弱性 - 修正版をリリース
「Dell Data Lakehouse」が脆弱性145件を修正 - 深刻な脆弱性も
マルウェア対策製品「Avast」「AVG」に深刻な脆弱性
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
Adobeが定例アップデート - 8製品29件の脆弱性を修正
「Symfony」に脆弱性 - アクセス制御ルールが回避されるおそれ
