申込フォームに不備、個人情報が流出 - 都立多摩総合医療センター
東京都立多摩総合医療センターは、臨床研修医受験者向けの申し込みフォームに不備があり、個人情報が流出したことを明らかにした。
同センターによれば、申し込みフォーム入力後の「内容確認」ボタンを押すと入力情報が30分間にわたりシステム上に一時保存され、その間にアクセスすると第三者が閲覧できる状態だった。
6月1日に申込者2人から同センターに問い合わせがあり問題が発覚。2022年8月1日以降、修正を行った6月2日にかけて約10カ月間にわたり、不具合が生じていたという。
ログを調べたところ、フォームより入力した7人が条件にあてはまり、個人情報を閲覧された可能性があることが判明。同フォームでは、氏名、住所、電話番号、性別、生年月日、メールアドレス、大学名、緊急連絡先などの個人情報を取り扱っていた。
サイト構築の委託先事業者が翌2日に修正。同センターでは、対象となる7人のうち、個人を特定できた3人に対して経緯の説明と謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2023/06/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
個人情報約60万件が詐欺グループに - 個情委が名簿事業者に行政指導
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
顧客情報含むハンディ端末が所在不明に - ミツウロコヴェッセル
サイトが改ざん被害、外部へ誘導される状態に - 京都府社会福祉協議会
増加傾向から一転、被害額が4割弱減 - クレカ不正利用
進学情報サイトにサイバー攻撃 - 学生情報が流出した可能性
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性