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顧客情報流出の可能性、キャンペーンを中止 - 日本製紙クレシア

日本製紙クレシアは、業務委託先のサーバが侵害され、キャンペーン応募者に関する個人情報が流出した可能性があることを明らかにした。

同社によれば、6月30日まで実施予定だった「ポイズ 選べる試供品プレゼントキャンペーン」の応募者の個人情報を保管した委託先のサーバが外部より侵害されたもの。

同じサーバ内には、2月から4月にかけて実施したキャンペーンの応募者リストも保管されていた。

同社はサーバ内に保管されていた個人情報が外部に流出した痕跡は確認されておらず、流出した可能性は低いとの見方を示す一方、外部より参照された可能性も否定できないとしている。

同社では、問題のサーバから個人情報を隔離。情報が流出した可能性がある顧客に対し、5月31日より書面やメールで経緯を報告している。実施中のキャンペーンについては中止した。

(Security NEXT - 2023/06/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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