Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Google、長期間放置アカウントを削除へ - 悪用防止対策で

具体的には、放置されたアカウントについて、使い回しのパスワードや侵害されたパスワードがそのまま使用されていることが多いと指摘。2要素認証も設定されていないことが多く、利用者によりセキュリティチェックも行われていないことを理由に挙げた。

こうしたアカウントは、侵害された場合に個人情報の盗難、スパムをはじめとする悪意のあるコンテンツの媒介となるなど、悪用される可能性があるとしている。

削除対象とならないようアクティブに保つ方法としては、メールを読んだり、送信すること、Googleドライブの使用、YouTubeの視聴、Google Playストアからのダウンロード、Google検索の使用、Google Oneなどサブスクリプション契約などがある。

またYouTubeに動画をアップロードしているアカウントについても、2023年5月の段階で削除する予定はないとしている。

(Security NEXT - 2023/05/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ランサム被害を公表、手作業で受注対応 - アサヒグループHD
監査関連資料を誤送信、メアド入力ミスで - 三重県
ランサム被害で学生の個人情報流出を確認 - 宮城学院
国勢調査でメモに使った付箋を紛失 - むつ市
白衣ポケットから盗難、被害メモに患者情報含む可能性 - 東海大病院
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
「MS Edge 141」がリリース - 12件の脆弱性を解消
SBI Cryptoで自己保有の暗号資産が流出 - 原因や被害など調査
「Termix」のDockerイメージにSSH認証情報が流出するおそれ
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も