Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ウェブ開発フレームワーク「CodeIgniter4」にRCE脆弱性

ウェブ開発フレームワーク「CodeIgniter4」にリモートよりコードを実行されるおそれがある脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

バリデーションプレースホルダを使用している際、悪用されると任意のコードを実行される脆弱性が明らかとなったもの。脆弱性はバリデーションライブラリに起因し、「コントローラー」「モデル」のいずれも影響を受ける。

5月23日の時点でCVE番号は不明。GitHub上では識別子「GHSA-m6m8-6gq8-c9fj」にて取り扱われている。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」においてベーススコアは「9.8」、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。

開発グループは、現地時間5月21日にリリースした「同4.3.5」にて同脆弱性に対処。他脆弱性やバグなどもあわせて修正した。また配列を使用して検証ルールを設定する回避策なども示している。

(Security NEXT - 2023/05/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
狂犬病予防接種会場で強風により申請書が飛散 - 京丹後市
開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
LINEヤフーに再度行政指導 - 報告受けるも対応や計画不十分