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J-CSIP、脅威情報22件を共有 - 海外関連会社への攻撃報告も

別のケースでは、海外関係会社で従業員が制御機器とオフィス端末間でデータ転送に用いていたUSBメモリをオフィス端末に接続した際、EDRでマルウェアを検知したケースもあった。USBメモリは従業員が持ち込んだもので、海外関係会社も認知していなかった。

また1月には、拡張子が「.one」でマイクロソフトのデジタルコンテンツ管理アプリ「Microsoft OneNote」で使用する「OneNoteファイル」を悪用する攻撃が確認されている。

「OneNoteファイル」は、3月ごろよりマルウェア「Emotet」の感染活動でも使用されているほか、暗号資産(仮想通貨)交換事業者を狙った複数の攻撃においても観測されている。

(Security NEXT - 2023/05/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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