交付前のマイナンバーカード11枚が所在不明に - 山鹿市
熊本県山鹿市は、交付前のマイナンバーカード11枚が所在不明となっていることを明らかにした。
同市によれば、職員が4月24日に翌日に交付を予定していたマイナンバーカードを準備していたところ、2枚が見当たらないことに気づいた。さらに在庫を確認したところ、11枚を紛失していることが判明したという。全職員で執務室やごみ集積所などを確認したが発見できず、紛失した原因などもわかっていない。
マイナンバーカードは、執務室内の金庫で情報システム機構から送付された小箱で一時保管。交付前の設定処理や交付通知書の発送作業を終えると専用のプラスチックケースへ移して保管することとなっているが、カードを入れたまま小箱を廃棄してしまった可能性が高いという。
同市では対象者に対して経緯を説明するとともに謝罪。マイナンバーカードに暗証番号などは設定されておらず、悪用される可能性は低いとし、本人了解のもと、個人番号については変更せずに再申請を行う方針。
今後は複数人のチェックのもと、処理や確認作業を行い、再発の防止を図るとしている。
(Security NEXT - 2023/05/09 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
入退室管理製品「UniFi Access」の管理APIに認証不備の脆弱性
利用していたシフト管理SaaSから従業員情報が流出 - 西友
「Elastic Cloud Enterprise」に脆弱性 - API経由で不正操作のおそれ
国勢調査世帯一覧を紛失、住民が拾得して回収 - 横須賀市
「不正ログイン」相談が約1.5倍 - 「偽警告」は関係者逮捕で減少するも限定的
Google、「Chrome 142」でV8関連はじめ脆弱性20件を修正
公開データで個人情報を白く加工、コピペで参照可能 - 奥出雲町
ビジネスフォン通販サイト、個人情報流出の可能性
県サイト公開の表計算ファイル内に個人情報、チェック不足で - 新潟県
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
