Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

コード決済サービス「FamiPay」装うフィッシングに注意

ファミマデジタルワンが展開するコード決済サービス「FamiPay」を装ったフィッシング攻撃の報告が増えているとして、フィッシング対策協議会が注意喚起を行なった。

「本人確認」や「注文内容の確認」「重要なお知らせ」などとしてメールを送り付け、本人の利用であるか確認したいなどと説明し、偽サイトへ誘導するフィッシング攻撃が確認されているもの。確認しないとカードの利用を一部制限するなどと不安を煽っていた。

誘導先のフィッシングサイトでは、電話番号やパスワードのほか、ショートメッセージサービス(SMS)に送信される認証番号、支払い暗証番号などを入力させようとしていた。

4月21日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会では閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似したフィッシング攻撃に注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/04/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認