公開資料に非公開とすべき個人情報、墨塗するも不備 - 東京都
東京都は、建設局のウェブサイトにおいて公開した資料に、非公開の氏名が特定操作により確認できる状態で含まれていたことを明らかにした。
都によれば、建設局ウェブサイトで公表した資料において、墨塗りされた1人分の氏名が、2022年5月から2023年4月にかけて、特定の操作を行うことで確認できる状態となっていたもの。
4月14日に他部署の都職員より連絡があり問題が判明。ウェブサイトでの公開を停止した。あわせて対象者に謝罪を行った。
PDF化の作業を行なった職員が、こうした問題が生じる可能性を認識しておらず、チェック体制も不十分だったという。都では関係部署に内容を周知し、再発防止を図るとしている。
(Security NEXT - 2023/04/20 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消
「Trend Micro Apex One」ゼロデイ脆弱性の修正パッチが公開
ファイルサーバがランサム被害、データが暗号化 - 青果流通会社
子育て支援アプリを停止、「セキュリティ上の問題」 - 江崎グリコ
「セキュリティ・キャンプ2025ミニ」、10月にオンライン開催
CMS「Drupal」の二要素認証モジュールに認証回避のおそれ
先週注目された記事(2025年8月10日〜2025年8月16日)
イベント説明会の申込フォームで設定ミス - えどがわボランティアセンター
MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ