Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アクセス権限設定ミス、情報流出の可能性 - ソフトウェア会社

ソフトウェアの開発などを手がけるエスディーテックは、アクセス権限の設定に問題があり、顧客情報が流出した可能性があることを明らかにした。

同社によれば、3月27日に本来アクセスが制限されるべきファイルサーバのフォルダにおいて権限の設定ミスがあることが判明したもの。

アカウントが発行されているすべてのユーザーがアクセスできる状態となっていた。取引先担当者の氏名、会社名、電話番号のほか、株主関連情報、従業員情報などが流出した可能性があるという。

従業員がパソコンのセットアップを行なった際に問題へ気がついた。過去のメンテナンス時に本来付与すべきではない権限が付与され、そのままとなっていたものと見られる。ファイルパスは一部関係者のみ通知していた。

同社では対象となる関係者に経緯の説明と謝罪を行なった。また4月5日に個人情報保護委員会へ報告している。

(Security NEXT - 2023/05/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
先週注目された記事(2024年4月14日〜2024年4月20日)
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
メールの誤送信で学生のメアドが流出 - 都住宅供給公社
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「サポート詐欺」で1000万円の被害 - ネット銀を遠隔操作
狂犬病予防接種会場で強風により申請書が飛散 - 京丹後市
開示したNPO法人事業報告書で墨塗り漏れが判明 - 山口県
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定