研究参加者のメアドが流出か、SQLi攻撃の痕跡 - 統数研
統計数理研究所は、研究参加者に関するメールアドレスが流出した可能性があることを明らかにした。
同研究所によれば、2018年度以前に採択された公募型共同利用の研究課題における研究参加者のメールアドレス5527件が外部に流出した可能性があるという。
4月3日に共同研究データベースを運用しているサーバに対して、メールアドレスを狙ったと思われるSQLインジェクション攻撃を受けたことが判明した。さらにサーバのログを確認したところ、2月7日や3月16日から翌17日にかけても攻撃を受けていたという。メールアドレス以外の情報を狙った攻撃の痕跡は確認されていない。
情報流出の原因として、SQLインジェクション攻撃以外にも、サーバの設定に不備があった可能性もあるとし、被害状況など詳細について調べている。
同研究所では対象となる関係者に謝罪するとともに、迷惑メールの送信などに悪用されるおそれがあるとして注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2023/04/18 )
 ツイート
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
製造業向けシステム「DELMIA Apriso」の脆弱性攻撃に注意 - 直近3カ月で3件
オープンスクール申込者の個人情報が閲覧可能に - 群馬の中等教育学校
医療関係者向け講演会案内メールで誤送信、取消機能で再発 - EAファーマ
現金領収帳2冊が所在不明、1冊に個人情報 - 北九州市
韓国関連グループの標的型攻撃が継続 - GitHub悪用でマルウェア展開
小学校教諭が児童情報含むUSBメモリを持ち帰り紛失 - 紀の川市
外部サービス侵害で従業員などの個人情報が流出した可能性 - アルビオン
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
ルータOS「OpenWrt」に脆弱性 - 修正版がリリース
「Karmada Dashboard」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
	
