Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

履歴書ファイルを誤送信、スキャン時の取り違えで - 茨城県

茨城県は、薬務課において元職員の履歴書を別の書類と取り違え、庁内外に誤って送信したことを明らかにした。

同県によれば、3月27日17時ごろ、PDF化した元職員1人の履歴書を別の書類と取り違え、庁内の3人や外部の1人へ誤って送信するミスがあった。履歴書には氏名、住所、電話番号、生年月日、年齢、性別、学歴、職歴などが記載されている。

ファイルの受信者から連絡があり問題が判明した。紙面より送信用のPDFファイルを作成する際、同じタイミングで同様の作業を行なっていた別のファイルと取り違えてファイル名を付けてしまい、中身を確認しないまま送信してしまったという。

問題の判明を受け、同県では庁内3人の受信歴からデータを削除。外部の受信者にもデータの削除を依頼した。対象となる元職員には翌28日に自宅へ電話し、謝罪している。

(Security NEXT - 2023/04/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意