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「Microsoft Edge 112.0.1722.34」がリリース - 独自の修正も

マイクロソフトは、ブラウザの最新版となる「Microsoft Edge 112.0.1722.34」をリリースした。独自の修正も行なっている。

「Chromium 112.0.5615.50」「同112.0.5615.49」をベースとするアップデートをリリースしたもの。「Chromium」で修正された脆弱性14件にくわえて3件の追加修正を行なっている。

具体的には、セキュリティ機能のバイパスが可能となる「CVE-2023-28284」のほか、なりすましの脆弱性「CVE-2023-24935」、メモリの改ざんが行われるおそれがある「CVE-2023-28301」を解消した。

重要度を見ると、「CVE-2023-28284」を4段階中、上から3番目とする「中(Moderate)」としており、のこる2件については「低(Low)」とレーティングしている。今回のアップデートで修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2023-1810
CVE-2023-1811
CVE-2023-1812
CVE-2023-1813
CVE-2023-1814
CVE-2023-1815
CVE-2023-1816
CVE-2023-1817
CVE-2023-1818
CVE-2023-1819
CVE-2023-1820
CVE-2023-1821
CVE-2023-1822
CVE-2023-1823
CVE-2023-24935
CVE-2023-28284
CVE-2023-28301

(Security NEXT - 2023/04/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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