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「GitHub Enterprise Server」に脆弱性 - 3月のアップデートで修正

GitHubは、3月にリリースした「GitHub Enterprise Server」の最新版で、2件の脆弱性に対処したことを明らかにした。

3月23日にリリースした「同3.8.1」「同3.7.8」「同3.6.11」「同3.5.15」「同3.4.18」において、バグバウンティプログラムを通じて報告を受けた2件の脆弱性を修正したことを明らかにしたもの。

具体的には、SSH認証局経由で認証した場合に、他ユーザーの「シークレットGist」を変更できる認証不備の脆弱性「CVE-2023-23761」や、誤った差分情報を表示することでコミットのスマグリングを生じさせることが可能となる「CVE-2023-23762」に対処した。

GitHubでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアについて「CVE-2023-23761」を「7.7」、「CVE-2023-23762」を「6.5」としており、重要度はそれぞれ「高(High)」「中(Medium)」としている。

(Security NEXT - 2023/04/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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