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焼却予定の行政文書を資源物回収所に誤廃棄、個人情報も - 上越市

新潟県上越市は、一時保管していた焼却予定の行政文書を誤って資源ゴミとして廃棄していたことを明らかにした。

同市によれば、同市職員が資源ゴミの回収ステーションに同市内部文書を誤って廃棄したもの。4月6日に住民より通報があり問題が判明し、結束された状態の文書約20束、1万3979枚を回収した。

内容を確認したところ、議会資料などの行政文書にくわえ、住民の氏名、住所、電話番号など、のべ947人分の個人情報が記載された文書なども含まれていた。

後日に焼却処理を予定しており、シュレッダーによる裁断処理などを行うことなく焼却施設の管理棟内にある車庫で一時的に保管していたが、職員が誤って同じ車庫で保管していたほかの資源物とともに資源物の回収ステーションに持ち込んでしまったという。

同市では、個人情報や公文書の取扱管理を徹底し、一時保管することなくシュレッダーで裁断処理したり、焼却処分を行うことで再発の防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2023/04/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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