Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

所属組織の要請と電話で事前説明、巧妙なフィッシング攻撃に警戒を

法人向け名刺管理サービス「Sansan」の利用者を狙ったフィッシング攻撃が確認された。サポートを装ってあらかじめ電話で連絡を取って信用させ、フィッシングメールを送り付ける巧妙な手口で、利用企業において被害が確認されている。

同サービスの運営会社であるSansanの従業員やサポートセンターを名乗り、電話やメールでソーシャルエンジニアリングの手口を用いて、IDやパスワードをだまし取るフィッシング攻撃が確認されたもの。

一部利用者において実際にフィッシングの被害が確認されている。川崎設備工業では、2月13日にSansanの従業員を名乗る人物より、従業員に対して電話があったという。

攻撃者は電話口で、川崎設備工業からの要請により各利用者に対して2段階認証の設定を依頼しているなどと説明。別途送信するメールより作業するよう求められ、誘導先がフィッシングサイトと気が付かず応じてしまい、IDやパスワードを詐取された。

3月22日にSansanより、他社で発生した同様の手口の不正アクセスに用いられたIPアドレスより、同社従業員のアカウントを用いたアクセスが行われているとの連絡があり、同従業員に確認したところ、フィッシング攻撃の被害に遭っていたことが判明した。

(Security NEXT - 2023/04/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

送信メールの添付ファイル保管サーバが侵害 - 石川のSIer
サーバに不正アクセス、侵害経路や影響を調査 - ソディック
役場でPC盗難、盗難防止ワイヤーが切断 - 大郷町
卒業生宛の「進路だより」でメール誤送信 - 新潟県
クラウド侵害で個人情報流出か、未発売のゲームデータも - ビジュアルアーツ
脆弱性「Dirty Frag」が製品に与える影響を調査 - Fortinet
「Cisco Catalyst SD-WAN Manager」にゼロデイ脆弱性 - 悪用も確認
「Progress Kemp LoadMaster」にRCE脆弱性 - WAF回避のおそれも
「MOVEit WAF」に検知回避の深刻な脆弱性 - 早急な対策を
「Chrome」最新版で脆弱性429件を修正 - クリティカルは22件