減少傾向続いたフィッシング攻撃、5カ月ぶりに増加

悪用されたブランド件数の推移(グラフ:フィ対協の発表をもとに独自に作成)
悪用されたブランドは、前月から13件増となる89件だった。クレジットカードや信販会社が22件、金融関連が15件、通信事業者やメールサービス関連が13件、eコマース関連が7件だった。
「Amazon」をかたるケースは縮小傾向にあるものの、全体の約28.0%にのぼっている。次いで報告が多い「イオンカード」「ヤマト運輸」「ソニー銀行」「セゾンカード」「ETC利用照会サービス」「えきねっと」をかたる報告をあわせると全体の約74.5%を占める。
同協議会が設置する調査用メールアドレスで受信したフィッシングメールにおいて、約15.4%が独自ドメインが使われるなど、送信ドメイン認証による判別ができないメールだった。
のこる約84.6%については差出人に正規のドメインを用いる「なりすましメール」。このうち30.9%は、送信ドメイン認証技術「DMARC」により受信の拒否や隔離が可能だった。一方、53.7%は「DMARC」のポリシーが「none」とされていたり、「DMARC」に未対応のドメインだった。
送信元のIPアドレスを見ると、中国の通信事業者からの配信が約85.9%と依然として多い。また米国の大手クラウドサービスや国内ホスティング事業者を発信元としたフィッシングメールも続いている。
(Security NEXT - 2023/03/07 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
WatchGuardの「Fireware OS」に15件の脆弱性
HPE製アクセスポイント「Instant On」に脆弱性 - 「クリティカル」5件など
「FortiMail」に深刻なゼロデイ脆弱性 - 悪用が報告、修正版は準備中
事務用NASがランサム被害、通常業務は再開 - 佐賀大
「郵便局アプリ」で個人情報流出 - 緊急メンテを実施
グッズ作成サービス、クレカ情報含む個人情報流出の可能性
Cisco、10月7日に複数製品のセキュリティアドバイザリを公開予定
NVIDIA製GPU関連ソフトに脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache WSS4J」に認証回避など7件の脆弱性 - 修正版が公開
Apple製品やCiscoのSD-WAN管理製品の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局

