Fortinet、脆弱性40件を公表 - 重要度「クリティカル」も
Fortinetは、現地時間2月16日にセキュリティアップデートを公開し、複数の脆弱性に対処したことを明らかにした。重要度が「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性も含まれる。
セキュリティアドバイザリを通じてあわせて40件の脆弱性を明らかにしたもの。アップデートのリリース時に脆弱性へ言及しておらず、修正より長時間経過しているものも含まれる。
「FortiOS」「FortiWeb」をはじめ、「FortiNAC」「FortiProxy」「FortiAnalyzer」「FortiADC」「FortiSandbox」「FortiPortal」「FortiWAN」「FortiAuthenticator」」「FortiSwitch」「FortiExtender」「FortiSwitchManager」が影響を受ける。
重要度がもっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は「CVE-2022-39952」および「CVE-2021-42756」の2件。いずれも同社内のセキュリティチームが発見、報告したものだという。
「CVE-2022-39952」は、「FortiNAC」に明らかとなった脆弱性。ウェブサーバにおける「keyUploadスクリプトレット」においてファイル名やパスを操作し、認証なしに任意の書き込みを行うことが可能となる。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」におけるベーススコアは「9.8」。
同脆弱性のCVE番号が採番されたのは2022年9月だが、その前月にあたる8月にリリースした「FortiNAC 9.4.1」「同9.2.6」「同9.1.8」のほか、「同7.2.0」にて修正を行ったとしている。
(Security NEXT - 2023/02/20 )
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