Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「イオン銀行」を装うフィッシング報告が増加

「イオン銀行」のブランドを悪用したフィッシング攻撃の報告が増えているとして、フィッシング対策協議会は注意喚起を行った。

問題のフィッシングメールでは、「フィッシングによる不正出金被害防止のため、セキュリティシステムをアップグレードした」などと説明。

登録された個人情報を再確認する必要があるなどとして偽サイトへ誘導。フィッシングサイトのURLについては受信者の専用ページであるなどと説明し、リンクのクリックを促していた。誘導先のウェブサイトでは、IDやパスワードのほか、口座情報、確認番号などを詐取されるおそれがある。

2月13日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同センターでは閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似した攻撃に注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2023/02/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

オープンソースソフト開発者に診断サービスを無償提供 - GMO
誤送信で肝炎医療コーディネーターのメアドが流出 - 静岡県
個人情報が閲覧可能に、システムメンテ時の不備で - メルセデス・ベンツ日本
郡上八幡の特産品扱う通販サイトが不正アクセス被害
ランサム被害で情報流出、調査や復旧作業を継続 - 丸菱HD
「LiquidFiles」に脆弱性 - FTP経由で権限取得のおそれ
PHP向けDBライブラリ「ADOdb」の「SQLite3ドライバ」に深刻な脆弱性
8月の定例パッチ公開は日本時間8月13日 - 「盆休み」直撃
夏季休暇に備えてセキュリティ対策の見直しを
「制御システムセキュリティカンファレンス2026」が2月開催 - 講演募集を開始