2年以上、スペル異なるメアドをMLに誤登録 - 鹿児島大
鹿児島大学は、メーリングリストへ登録するメールアドレスを誤り、2年以上にわたり個人情報を含むメールを第三者へ誤送信していたことを明らかにした。
同大によれば、研究室で使用しているメーリングリスト3件において、Gmailのメールアドレスにおいてドメインのスペルを誤り、無関係である第三者のメールアドレスを登録していたもの。2022年11月に他組織で同様の問題が明らかとなり、自組織の状況を調べたところ判明したという。
誤登録により2020年6月26日から2022年11月24日にかけて送信されたメール702件において個人情報が流出したおそれがあり、学内教職員270人、学内学生382人、学外関係者177人の氏名、メールアドレスなどが含まれる。
2022年11月24日に問題のメールアドレスを修正。翌25日に誤登録に使用されたドメイン宛ての送信を遮断する設定を行った。同大では対象となる関係者に、説明と謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2023/02/13 )
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