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サイバー攻撃で一部メール消失、詳細を調査 - 日本臓器移植ネットワーク

日本臓器移植ネットワークは、一部メールアカウントがサイバー攻撃を受け、侵害されたことを明らかにした。

同法人によれば、1月9日より海外から同アカウントに対してサイバー攻撃が行われ、外部からの問い合わせなどへ対応するために用いているメールアカウントを侵害されたもの。メールを確認しようとした際、一部メールが消えていることに気が付いたという。

消失したのは、2020年8月から2022年12月末にかけて同アカウントへ送信されたメールで、消失したために詳しい件数などはわかっていないという。メールが消失したことによる業務への影響は出ていない。

外部において情報の流出などは確認されていないが、一部メールには氏名や連絡先などの個人情報が含まれており、流出の可能性も含めて原因など詳細について調べている。

(Security NEXT - 2023/02/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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