宮城労働局で相談事案ファイルを一時紛失 - 廃棄準備中に盗難か
宮城労働局において、個人情報含む書類ファイルを一時紛失し、拾得者より回収していたことがわかった。局内の廃棄準備中に盗難に遭った可能性が高いという。
同局によれば、2014年度に同局に相談があった100弱の事案に関する情報が記載された書類ファイルを紛失していたことが判明したもの。500人弱の個人情報が含まれ、氏名、住所、電話番号、勤務先、相談内容、健康診断結果などが含まれる。
1月5日朝に拾得者から公園で「宮城労働局」と記載のある書類ファイルを発見したとの連絡があり、職員がファイルを回収した。今回発見されたファイルは、局内において廃棄の準備を行っていた期間に盗難に遭った可能性が高いとして、警察に相談している。
今回の問題を受け、個人情報が含まれていた関係者には、書面による通知を行う予定。
(Security NEXT - 2023/01/17 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Ivanti EPM」に複数の深刻な脆弱性 - アップデートを公開
郵便局配達員が顧客情報を持出 - 誤配対策のため私物スマホで
中学校配布の出願システム用二次元コードで別人情報 - 大阪市
北朝鮮による暗号資産窃取に警戒を - 日米韓が共同声明
委託先が資料を空港トイレに置き忘れ、出発 - 佐賀県
「サポート詐欺」で2日にわたりPCへ外部アクセス - 長野電鉄
サーバがランサム被害、被害状況など調査中 - ZIPPO輸入代理店
PCキッティングの3次請事業者がランサム被害 - イトーキ
SAP、セキュリティアドバイザリ14件を公開 - 「クリティカル」も
SAP、月例セキュリティアドバイザリ13件を公開