Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個情委、破産者情報の違法公開サイトを告発

個人情報保護委員会は、破産者に関する個人情報を掲載しているウェブサイトの運営者について、個人情報保護法違反を理由に告発したと発表した。

同サイトでは、破産手続や民事再生手続の開始決定を受けた個人の氏名や住所などの個人データを地図データと紐付けて、同意なく不特定多数に公開していた。

人格や財産面における差別や不当行為を誘発するおそれがあり、個人情報保護法に違反しているとして、個情委では、同サイトの運営者に対し、2022年7月に勧告、11月には個人データの提供を停止するよう命令していた。

個情委では、命令の違反が続くようであれば、罰則の適用を求めて刑事告発を検討するとの方針を示していたが、同様の状況が続いていた。

(Security NEXT - 2023/01/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「JVN iPedia」の脆弱性登録、2四半期連続で1万件超
「Docker Compose」にパストラバーサル脆弱性 - 修正版を公開
「Firefox」にセキュリティアップデート- UAF脆弱性を修正
資産管理製品「IBM MAS」に深刻な脆弱性 - 修正を強く推奨
製造業向けシステム「DELMIA Apriso」の脆弱性攻撃に注意 - 直近3カ月で3件
オープンスクール申込者の個人情報が閲覧可能に - 群馬の中等教育学校
医療関係者向け講演会案内メールで誤送信、取消機能で再発 - EAファーマ
現金領収帳2冊が所在不明、1冊に個人情報 - 北九州市
韓国関連グループの標的型攻撃が継続 - GitHub悪用でマルウェア展開
小学校教諭が児童情報含むUSBメモリを持ち帰り紛失 - 紀の川市