Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個情委、破産者情報の違法公開サイトを告発

個人情報保護委員会は、破産者に関する個人情報を掲載しているウェブサイトの運営者について、個人情報保護法違反を理由に告発したと発表した。

同サイトでは、破産手続や民事再生手続の開始決定を受けた個人の氏名や住所などの個人データを地図データと紐付けて、同意なく不特定多数に公開していた。

人格や財産面における差別や不当行為を誘発するおそれがあり、個人情報保護法に違反しているとして、個情委では、同サイトの運営者に対し、2022年7月に勧告、11月には個人データの提供を停止するよう命令していた。

個情委では、命令の違反が続くようであれば、罰則の適用を求めて刑事告発を検討するとの方針を示していたが、同様の状況が続いていた。

(Security NEXT - 2023/01/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「macOS Tahoe 26.2」で脆弱性47件を修正 - 「Safari」も更新
「iOS」にアップデート - 「WebKit」のゼロデイ脆弱性2件など修正
「制御システムセキュリティカンファレンス2026」を2月に都内で開催
高校部活体験会申込フォームで個人情報が閲覧可能に - 群馬県
配達中に郵便物1束を紛失 - さいたま市内の郵便局
メルマガアカウント侵害、スパム送信踏み台に - サロン向け器具メーカー
ユニフォームに個人情報入りメモリ、洗濯業者から回収 - 関越病院
ハウステンボスへのサイバー攻撃 - 個人情報流出の可能性
「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起
「Plesk」Linux版に権限昇格の脆弱性 - アップデートで修正