Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

メールサーバ管理者アカウントに不正アクセス - 彩の国さいたま人づくり広域連合

埼玉県や同県市町村で構成される彩の国さいたま人づくり広域連合は、使用するメールサーバの管理者アカウントが不正アクセスを受けたことを明らかにした。

同広域連合のメールサーバが不正アクセスを受け、メールサーバの管理者アカウントが侵害されたもの。翌10日に問題が発覚した。

今回の不正アクセスにともない、1月9日0時ごろから翌10日10時前にかけて、同広域連合のメールアカウント5件より、不特定多数に対して約17万件の迷惑メールが不正に送信された。

問題のメールは英文で記載されており、「メールアカウントが無効になっている」などとだまし、本文内のリンクより外部サイトに誘導する内容だった。

同県によれば、不正アクセスを受けた管理者アカウントに関して、パスワードが単純であったり、短いといった不備はなかったという。同アカウントにおけるフィッシング攻撃の被害なども1月12日の時点では確認されておらず、第三者がパスワードを特定した経緯はわかっていない。

(Security NEXT - 2023/01/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ランサム被害、委託先の設定ミスが侵入経路に - 不動産仲介会社
農業高校で生徒の個人情報含む教務手帳が所在不明 - 東京都
案内メールで誤送信、顧客のメアド流出 - ペットフード会社
ビデオ会議の「Zoom」、9月の定例アドバイザリは1件のみ
「WordPress」向けLMS構築プラグインに複数のSQLi脆弱性
顧客情報を用いた脅迫容疑で従業員が逮捕 - 東北電力子会社
GitLab、クリティカルパッチを公開 - 脆弱性17件に対応
専門学校生対象のセキュリティコンテスト - 課題は「ASMツール」
ビデオ会議の「Zoom」にアドバイザリ - 誤公開の可能性も
「Cisco IOS XR」など複数Cisco製品に脆弱性