Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

セブンイレブンのマルチコピー機で一時障害 - 行政サービスに影響

セブン‐イレブン・ジャパンの店舗に設置されているマルチコピー機において一時障害が発生し、一部行政サービスを利用できない状態が発生した。すでに障害は解消している。

セブン&アイ・ホールディングスによれば、全国2万1350店のセブンイレブン店舗に設置されているマルチコピー機において、1月4日9時過ぎごろより行政サービスとの連携に障害が発生したもの。

自治体の証明書や戸籍証明書の取得、マイナンバーカードのパスワードロック解除など、マルチコピー機を通じて提供している行政サービスを利用できない状態となった。

マルチコピー機では、行政サービスよりデータを引き出す際、複数取引先のシステムを連携させているが、そのうち1社のシステムで発生した通信障害が原因だという。

問題のシステムについてメンテナンスを実施し、同月6日15時ごろ不具合は解消した。今回、障害が発生したのは行政サービスのみとしており、プリントサービスやチケット購入などマルチコピー機で提供している他サービスについては影響なかった。

(Security NEXT - 2023/01/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

小学校でサポート詐欺被害、「情報流出なし」と結論 - 浦添市
「MS 365」のログ活用、脅威検知分析を実現する資料 - 米当局
海外子会社にサイバー攻撃、情報流出の可能性 - 西尾レントオール
「FortiSwitch」に深刻な脆弱性 - 修正版以降に更新を
「Ivanti EPM」に複数の深刻な脆弱性 - アップデートを公開
メアドが不正利用、スパム送信の踏み台に - 下野新聞
サーバに不正ファイル、個人情報流出の可能性 - TCC Japan
アップデートで複数の脆弱性やバグを修正 - GitLab
SAP、セキュリティアドバイザリ14件を公開 - 「クリティカル」も
「Apache OpenMeetings」に深刻な脆弱性 - 最新版で修正