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業務PCが「Emotet」感染、個人情報が流出 - 保険代理店

福岡市の保険代理店であるナビインシュアランスサービスは、パソコンがマルウェア「Emotet」に感染し、パソコンに保存されていた個人情報が流出したことを明らかにした。

同社によれば、業務用パソコン1台が11月4日にマルウェア「Emotet」に感染し、同社をかたるメールが顧客に送信されていることが、同月7日に判明したもの。

調査を行ったところ、感染したパソコンに保存されていた顧客の氏名、住所、メールアドレスなどの個人情報や、メールの通信内容の一部が流出したことが判明した。

同社が差出人とされるメールを受信した場合は、メールアドレスを確認し、内容に不審な点がないか確認したうえで、添付ファイルや本文中のURLの扱いは慎重に行うよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/12/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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