Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

業務PCが「Emotet」感染、個人情報が流出 - 保険代理店

福岡市の保険代理店であるナビインシュアランスサービスは、パソコンがマルウェア「Emotet」に感染し、パソコンに保存されていた個人情報が流出したことを明らかにした。

同社によれば、業務用パソコン1台が11月4日にマルウェア「Emotet」に感染し、同社をかたるメールが顧客に送信されていることが、同月7日に判明したもの。

調査を行ったところ、感染したパソコンに保存されていた顧客の氏名、住所、メールアドレスなどの個人情報や、メールの通信内容の一部が流出したことが判明した。

同社が差出人とされるメールを受信した場合は、メールアドレスを確認し、内容に不審な点がないか確認したうえで、添付ファイルや本文中のURLの扱いは慎重に行うよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/12/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「iOS/iPadOS 18.6」で複数脆弱性を修正 - KEV掲載済みの脆弱性も
「oauth2-proxy」に認証バイパスの脆弱性 - アップデートで修正
こども園で園児情報含む教員用資料をアプリで誤配信 - 目黒区
フォームの設定不備、WS申込者情報が閲覧可能に - 東大付属中
大阪府サイトで公開したIR資料に個人情報を誤掲載 - 大阪市
ウェブサーバにバックドア、DBの個人情報が窃取被害 - 楽待
一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
「BentoML」に深刻な脆弱性 ─ ファイルアップロード処理に起因
2Qの脆弱性届出は99件 - ウェブサイト関連が倍増