Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Atlassian Bitbucket」に深刻な脆弱性 - アップデートの実施を

Atlassianが提供する「Bitbucket」にコマンドの実行が可能となる深刻な脆弱性が明らかとなった。アップデートが提供されている。

「Atlassian Bitbucket Server」「同Data Center」の「同7.0.0」以降において、環境変数の処理にコマンドインジェクションが可能となる脆弱性「CVE-2022-43781」が存在することが明らかとなったもの。

ユーザー名を操作できる場合に脆弱性を悪用することが可能としており、システム上でコードを実行されるおそれがある。

同脆弱性は、RyotaK氏による報告で明らかとなったもので、同7系にくわえて、8系についても特定の環境下において脆弱性の影響を受けるとしている。

同社は脆弱性について共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアを「9.0」、重要度を4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングした。ただし優先度は「低(Low)」としている。

(Security NEXT - 2022/11/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性6件を修正
米当局、「Twilio」や「IE」の脆弱性悪用に注意呼びかけ
「Telerik Report Server」に深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を
都立高で生徒情報含むファイルを紛失 - 生徒間に画像が拡散し判明
電子版会員の個人情報がウェブから閲覧可能に - 熊本日日新聞
がん検診受診予定者の個人情報をメール誤送信 - 浦河町
検証機能にバグ、ファイルの問題を検知できず展開 - CrowdStrike
米親会社委託先にサイバー攻撃 - 希少疾患の製薬会社
未使用でも影響、7月修正の「IEゼロデイ脆弱性」 - 遅くとも5月に悪用
2Qはインシデントが約8.5%増 - フィッシングが増加